「検索順位チェックならRank Tracker(ランクトラッカー)がおすすめって聞いたけど、どんな機能があるのかイマイチわからない…」
Rank Trackerが気になってはいるものの、ちゃんと機能を使いこなせるか心配ですよね…。
Rank Trackerにはさまざまな機能がありますが、すべてを覚える必要はありません。
そこで今回は、Rank Trackerの「これだけは覚えておくべき使い方」をメインに、以下の内容をわかりやすく解説します。
この記事でわかること
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基本的な使い方やおすすめ機能の使い方をマスターすれば、検索上位を狙えるようになり、たくさんの人から読まれるブログを目指せますよ!

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この記事を書いた人


- 夫婦ブロガー / Webライター
- 2021年1月副業にブログを開設し、2022年1月フリーに
- 物事をコツコツやるのが得意
- にほんブログ村 ブログ村建国18周年記念イベント 入賞
ブログ運営のロードマップ


Rank Tracker(ランクトラッカー)の主な機能


Rank Tracker(ランクトラッカー)とは、記事の検索順位をキーワードごとに自動でチェックできるツールのこと。
個人ブロガーはもちろん、AmazonやAppleなどの世界的な企業も利用する、シェア率の高いサービスです。



検索順位チェック以外にも、使いたくなる機能がたくさんあります!
Rank Trackerの主な機能は、次の4つです。
それでは各機能について簡単に紹介します!
自サイトの検索順位チェック


Rank Trackerでは、検索順位をキーワードごとにチェックできます。
具体的な見方は、以下のとおりです。


- キーワード
- 検索順位
- 記事のURL
- 順位変動
- 検索数
- 競合性
- 順位の推移
上記以外にも計測できる項目はたくさんあり、チェックしたい項目を自由にカスタマイズすることができます。



自分の知りたい情報をすばやくキャッチできますね!
検索順位がわかれば、どの記事のリライトが必要か明確になります。
また、順位変動もいち早くチェックできるので、大幅に順位が下がったときでもすぐに異常を察知できるでしょう。
毎日ブログの健康状態を観察できる、超便利な機能です!
競合サイトの検索順位チェック


自サイトだけでなく、競合サイトの検索順位も同時に調べることができます。
詳しい見方は、次のとおりです。


- 競合サイトの検索順位
- 競合サイトの順位変動
調べ方は、競合サイトのURLを登録するだけなのでとても簡単です。
競合サイトの順位を調べることで、自サイトの記事を効率よくリライトできます。
競合サイトにあって自サイトにはないコンテンツを見つけたり、同じキーワードを狙った記事を比較したりするのに役立つでしょう。
順位の自動更新


Rank Trackerには、毎日自動で検索順位をチェックしてくれる機能が用意されています。
あらかじめスケジュールを設定すれば、決められた時間に順位が自動更新されます。
ちなみに、私たちは毎朝8時にスケジュールを設定。
その時間にRank Trackerを起動するだけで自動更新してくれるので、時短にもなり助かっています。
なお、Rank Trackerを起動しないと自動更新されません。
スケジュールを設定するなら、いつもPCを開く時間に指定するのがおすすめです。
キーワード調査


Rank Trackerには、キーワード調査機能も豊富にそろっています。
なかでも「キーワードプランナー」は新しいキーワードを見つけたり、キーワードごとの検索数を調べたりすることができる便利機能です。
Googleキーワードプランナーでも同じようなことができますが、無料で利用する場合は細かな検索数を調査できません。
Rank Trackerなら、より細かな検索数を調べることが可能です。
ほかにも競合の強さやキーワードの難易度など、キーワードリサーチに必要な情報も手に入るので、キーワード選定をスムーズにできるでしょう。



私たちは、新しいキーワードを探すときに重宝しています!
Rank Trackerの料金プラン


Rank Tracker(ランクトラッカー)には、全部で3つのプランがあります。
プラン | 料金(年間) | 登録URL数 | 登録キーワード数 | 競合サイト登録数 |
---|---|---|---|---|
無料ライセンス | 無料 | ー | ー | 1 |
PROFESSIONAL (プロフェッショナル) | 149ドル (税込163.90ドル) | 無制限 | 無制限 | 5 |
ENTERPRISE (エンタープライズ) | 349ドル (税込383.90ドル) | 無制限 | 無制限 | 10 |
個人ブログで利用するなら「無料ライセンス」か「PROFESSIONAL(プロフェッショナル版)」のどちらかを選ぶケースがほとんど。
ブログで本格的に稼ぎたいなら「PROFESSIONAL」がおすすめです!
2つのプランの違いから、なぜ「PROFESSIONAL」がおすすめなのかを見てみましょう。


「PROFESSIONAL」の場合、以下の機能がそろっています。
- プロジェクトを無制限に保存できる
- SEOタスクのスケジューリングができる
- クリップボードへのデータコピーが可能
- 競合サイト5社の検索順位をチェックできる
なかでも、プロジェクトを無制限に保存できる機能は重宝するでしょう。
プロジェクトを保存できれば、毎日自動で検索順位を計測できたり、検索順位の変動をチェックできたりします。
「無料ライセンス」の場合、プロジェクトを保存できないので、検索順位を知りたいキーワードを毎回入力しなければなりません。



キーワードが増えてくると、順位を調べるのに1日が終わってしまいますね…
Rank Trackerは、日本円にすると年間22,100円。(2023年5月現在、1ドル=約135円)
月々約1,840円でサクッと検索順位をチェックできるのはかなりコスパが良いので、「PROFESSIONAL」一択といえますね!
本格的に稼ぎたいなら有料プランに投資して、あとからブログで回収しましょう。



A8.netのセルフバックで回収するのもひとつです!
Rank Trackerの導入方法
プランを決めたら、Rank Tracker(ランクトラッカー)を導入しましょう。
Rank Trackerの導入は、以下の手順で進めていきます。
- Rank Trackerのダウンロード
- Rank Trackerのインストール
- 必要事項の入力
- 有料プランにアップグレード
- 登録キーの入力
上記は、PROFESSIONAL(プロフェッショナル版)の導入方法です。
これからRank Trackerを導入する場合は、以下の記事を参考に始めてみましょう!



画像付きでわかりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね


Rank Trackerの最初にするべき設定
Rank Tracker(ランクトラッカー)を導入したら、最低限必要な設定を行いましょう。
はじめに設定を済ませれば、Rank Trackerをより快適に使えるようになります!
最初にするべき設定は、以下の5つです。



それぞれについて簡単に説明します!
ワークスペースの作成
ワークスペースとは、Rank Trackerで計測したい情報をカスタマイズできる場所のことです。
以下の手順にそって、ワークスペースを作成してみましょう。




- 今回は以下の10項目をチェック
- キーワード(検索キーワード)
- 注意(メモ機能)
- Google.co.jpランク(Googleの検索順位)
- Google.co.jp URLが見つかりました(記事のURL)
- Google.co.jp差異(Googleにおける前日との順位の差)
- Google.co.jp(Mobile)ランク(Googleのモバイル版の検索順位)
- Google.co.jp(Mobile)差異(モバイル版における前日との順位の差)
- Yahoo.co.jpランク(Yahoo!の検索順位)
- Yahoo.co.jp差異(Yahoo!における前日との順位の差)
- 検索数(キーワードの検索ボリューム)


チェックした項目は、ドラッグ&ドロップで表示する順番を変えることができます。(上から順番にワークスペースの左に表示される)




今後は、このワークスペースを活用して検索順位をチェックしましょう!
順位取得件数の変更
デフォルトの場合、検索順位が上位50位しか表示されない設定になっています。
そのため、上位100位まで表示できるように設定しましょう。









これで、上位100位まで計測できるようになります!
スケジュールの設定
Rank Trackerは、スケジュールを設定することで毎日自動的に検索順位をチェックしてくれます。
スケジュールの設定は、以下の手順で進めましょう。














順位の自動更新にはRank Trackerを起動する必要があるので、いつもPCを開いている時間を指定しましょう。




検索順位に変動があった際、メールで通知を受け取るかどうか設定できます。






これで、検索順位を毎日自動でチェックできるようになります。



Rank Trackerを起動していれば、他の作業をしながらでも更新できますよ!
Googleアナリティクスとの連携
Rank Trackerは、Googleアナリティクスと連携することで以下のようなデータを取得できます。
- セッション(ユーザーがサイトに訪問した数)
- 直帰率(サイトにアクセスし、他のページを見ずにサイトを離れた割合)
- ページセッション(1回のセッションでアクセスしたページ数)
- ページ直帰率(ページにアクセスし、他のページを見ずにそのページを離れた割合)
- セッション数/直帰数確認日(セッション数・直帰数を確認した日)
たとえば、ページ直帰率の高いページがあれば、長く見てもらえるようにコンテンツ内容を改善する必要があるとわかります。



どの記事をリライトするべきか、一目瞭然です!
Googleアナリティクスとの連携手順は、次のとおりです。
ブログとGoogleアナリティクスを連携していない場合は、先に設定しておきましょう。








上記は、Googleのログイン画面となります。
パスワード入力後、Googleから2段階認証を求められることがあるので、画面案内に従って認証作業を進めましょう。




表示されるGoogleアナリティクスの情報が正しいことを確認しましょう。


Googleサーチコンソールとの連携
Rank Trackerは、Googleサーチコンソールとも連携可能です。
Googleサーチコンソールと連携すると、以下のデータを取得するのに役立ちます。


- クリック数(合計クリック数)
- インプレッション数(合計表示回数)
- CTR(平均クリック率)
- ランキング平均(平均掲載順位)
たとえば、インプレッション数(合計表示回数)が多いにもかかわらず、CTR(平均クリック率)が低い場合、「記事タイトルを魅力的なものに変える必要があるかもしれない…」と考えられますね。



クリック率の分析は、ブログの成長に欠かせません!
では、Googleサーチコンソールとの連携手順を見ていきましょう。
ブログとGoogleサーチコンソールを連携していない場合は、先に設定しておきましょう。








上記は、Googleのログイン画面となります。
パスワード入力後、Googleから2段階認証を求められることがあるので、画面案内に従って認証作業を進めましょう。




ブログのURLに間違いがないかどうか確認しましょう。


Rank Trackerの基本的な使い方
必要な設定を終えたら、メイン機能である「自サイトの検索順位チェック」の使い方をマスターしましょう。
ひとまず覚えることは、以下の3つです。



まずは、基本的な使い方から覚えましょう!
キーワードの追加方法
作成したワークスペースに、検索順位をチェックしたいキーワードを追加しましょう。
キーワードの追加は、以下の手順で行います。




1行につき1ワード、単語と単語の間は半角スペースを入れましょう。




検索エンジンが「日本」に指定されていることを確認しましょう。
以降も、新しくキーワードを追加する場合は同様の手順で設定しましょう。
検索順位の計測方法
以下の「すべてチェックする」をクリックすると、自動で検索順位をチェックしてくれます。


スケジュール設定すれば、この作業は必要ありません。
キーワードをグループ化する方法
Rank Trackerでは、キーワードをグループ化して管理できます。
グループ化する方法は、ワークスペース右上の「キーワードのグループ」をクリックして設定するだけ。


新しいグループを追加して、キーワードをフォルダーごとに分けてみましょう。


キーワードのグループ化は、雑記ブログで複数のカテゴリーを扱っている場合におすすめです。



私たちは特化ブログなので、この機能は使っていません
Rank Trackerのおすすめ機能の使い方
Rank Tracker(ランクトラッカー)には、自サイトの検索順位チェックのほかにも、使いたくなる便利な機能がたくさんあります。
その中から、おすすめ機能の使い方を5つに厳選して紹介します!



各機能について、簡単に見てみましょう!
キーワードプランナー


Rank Trackerには、関連キーワードや検索数を調べられる「キーワードプランナー」機能が用意されています。
使い方は簡単で、画面左の「キーワード調査」から「キーワードプランナー」を選択。


そして、キーワードを入力して「検索」をクリックしましょう。(今回は「ブログ」というキーワードを入力)


検索すると、以下のように関連キーワードや検索数が一覧で表示されます。


- キーワードプランナーで調べられる項目
- キーワード(検索したキーワードの関連キーワード)
- 検索数
- 予想される訪問数
- 競合性
- クリック単価
- キーワードの難易度
調査できるキーワードはGoogleキーワードプランナーと同じですが、検索数に関してはRank Trackerのほうが細かく調べられます。
Googleキーワードプランナーを無料で利用した場合、検索数は大まかな数値(100〜1,000・1000〜10,000など)しかわかりません。
Rank Trackerなら関連キーワードと細かな検索数を同時に調べられるので、ツールを使い分ける必要がありません。



検索数を調べるのに、Googleキーワードプランナーを使う手間が省けますね
キーワードギャップ


キーワードギャップとは、自サイトと競合サイトを比較して、自サイトに足りないキーワードを調べられる機能のことです。
自サイトになくて、競合サイトでは書かれているキーワードがわかります!
「どのキーワードを狙ったらいいかわからない」「新しいアイディアを見つけたい」というときに活用するといいでしょう。
使い方は、画面左の「キーワード調査」から「キーワードギャップ」を選択。


「競合企業を追加します。」に、競合サイトのURLを入力して「検索」をクリックしましょう。


すると、自サイトにはなく競合サイトでは書かれているキーワードや、そのキーワードの検索順位が一目瞭然です。





競合サイトがどんなキーワードを狙っているのか、丸裸にできますね!
ランキングキーワード


ランキングキーワードでは、自サイトや競合サイトでランクインしているキーワードを調べることができます。
あなたの知らないキーワードが、じつはランクインしているかもしれません!
思わぬキーワードが見つかれば、そのキーワードを狙って記事をリライトできますね!
使い方は、画面左の「キーワード調査」から「ランキングキーワード」を選択します。


検索窓に自サイト、もしくは競合サイトのURLを入力して「検索」をクリックします。


すると、ランクインしているキーワードと検索順位、検索数などが一覧で表示されます。


競合他社の研究


Rank Trackerの「競合他社の研究」機能では、次の3つを調べることができます。
- ドメインの競合他社:自サイトに似ている競合サイト
- トピックの競合他社:検索したキーワードの競合ページ
- トップページ:検索した競合サイトの上位表示されているページやキーワード
なかでも「ドメインの競合他社」は、どんな競合サイトがいるのかを把握するのに役立ちます。



ここでは「ドメインの競合他社」の使い方を紹介します!
使い方は、画面左の「競合他社の研究」から「ドメインの競合他社」を選択。


そして、検索窓に自サイトのURLを入力して「サーチ」をクリックしましょう。


すると、以下のように競合サイトのURLや、競合サイトのみランクインしているキーワード数が一覧で表示されます。





この機能を活用すれば、ベンチマークするべき競合サイトが見つかりますね
補足ですが、競合サイトのみランクインしているキーワードを詳しく見ることができます。
まず「競合他社固有のキーワード」にカーソルをあてて、虫眼鏡マークを押してみてください。


すると「キーワードギャップ」の画面に移り、競合サイトのみランクインしているキーワードや、その検索順位を一覧で見ることができます。


また、気になる競合サイトがあれば、以下のようにカーソルをあてて「人のマーク」を押してください。


以下のように「競合他社を追加」という画面が出るので、自分がわかるようにショートネームを設定して「OK」を押しましょう。


すると、自サイトの検索順位チェック画面で、追加した競合サイトの検索順位も同時にチェックできます。


SERP分析


SERP分析は、選定したキーワードの「競合の強さ」を詳しく調べられる機能です。
競合の強さを調べて、そのキーワードで検索上位を狙えるかがわかります!
使い方は、画面左の「SERP分析」を選択。


そして、検索エンジンを「Google.co.jp (japan)」か「Google.co.jp (Mobile) (japan)」に設定します。


検索窓に「japan」と入力すると、すぐに見つけられます。
検索エンジンを設定したら、競合の強さを調べたいキーワードを入力します。(今回は「ブログ 始め方 初心者」というキーワードを入力)


すると、以下のように競合の強さを示すデータが表示されます。


ひとまず、見るべき項目は以下の3つ。
- キーワード難易度
- ページ強度(ページの総合的な強さ)
- ドメイン InLink Rank(被リンクによるドメインの強さ)
もしキーワード難易度が低い場合、そのキーワードで検索上位を狙えるかもしれません。
また、ランク10位以内に「ページ強度」と「ドメイン InLink Rank」の数値が低いサイトがあれば、そのキーワードで検索上位を狙えると判断できます!



これなら、初心者でも戦えるフィールドを簡単に見つけられますね!
Rank Trackerの使い方に関するよくある質問
Rank Tracker(ランクトラッカー)の使い方に関するよくある質問にお答えします。
【まとめ】Rank Trackerはコスパ最強のSEO検索順位チェックツール
今回は、Rank Tracker(ランクトラッカー)の使い方について解説しました。
この記事のまとめ
\ もう一度見たい内容をTap・Click!! /
検索順位チェックツールとして知られているRank Trackerは、競合サイトの分析やキーワード調査にも役立つコスパ最強の神ツールであることがわかりました。
Rank Trackerを使うなら、プロジェクトを無制限に保存できるほか、複数の競合サイトを登録できる「PROFESSIONAL(プロフェッショナル版)」がおすすめです。
「使い心地を試してみたい…」といった場合でも、無料版を試してから有料版へアップグレードすることもできます。
Rank Trackerの機能を存分に活用して、賢く検索上位を目指しましょう!



ブログの成長には、Rank Trackerのような神ツールが欠かせませんね!

